つい先日、あるバラエティー番組を見ていましたら、その回は高学歴の芸能人、タレントが4人出演していました。
その人たちは自分の学生時代の勉強方法を時折語っていたのですが、その中の一人の勉強方法が印象的だった、というか自分もそういうところあるよなぁと思ったのでここに書きたいと思います。
それは、暗記をする時にまず、暗記すべきものが「いくつあるかを最初に覚える」という方法です。
例えば、中学数学2年の図形の中に「平行四辺形になるための条件」というものがあります。
これは全部で「5つ」あります。
条件を覚える前にまず、「5つある」ということを頭に入れておきます。
その後で条件を覚えていきます。
そうすれば、思い出そうとした時に4つしか出てこなかったらまだ1つ覚えきれていないということが分かります。
全部覚えたつもりでも答えを確認したら「あれ?もう一つあった・・・。」となったらまだまだ甘いということです。
逆に5つ出てきたら、内容が合っているかどうかは別として、それ以上はもうないと分かります(もう一つあったかな?と悩む必要がなくなります)。
三角形の合同条件と相似条件は3つですが、直角三角形の合同条件は2つです。
こういう違いに気が付けば少しはやりやすくなるかもしれませんね。