高校時代の勉強法:英語
前回、中学時代の英語の勉強法を書きました。
では、高校時代にはどんなふうにやっていたかを書きたいと思います。
教科書の予習はそれまで通りやっていました。単語の意味を調べ、書いて読んで練習する、という部分も同じです。
最初の頃は中学時代と同じように本文をノートに写していましたが、これが実に大変でした。
なぜなら高校英語の教科書は文章が長い!からです。
書き写すだけで結構な時間がかかります。
ずっと後になってから、これはとても効率が悪いと気付き、やり方を変えました。
高校英語とはいえ、中には簡単な単語や文もあります。
例えば、「Are you ~~?」「Yes,I am.」などのような中学生でも分かるような文をいちいち書き写して、しかも日本語まで書くのは意味ないだろうと思ったのです。
比較的長くて意味の把握が難しい文や、予習の段階ではよく分からなった文だけをノートに書き写しました。
その際、教科書のどこを書いたか分かるように、ページと行を書いておきます。それも「○○ページ○行目」とは書きません。
少しでも時間を節約するために、p.37.l.5というように書いておきます。(pはページ、l は小文字のエルです。line(行)の略です。実際には数字の1と見間違えないように筆記体の小文字のエルを書きます。)
比較的長い文の場合、節や句などのまとまりが分かるように、かっこでくくっておきます。何が何を修飾しているのか分かりにくい場合はアンダーラインを引いて、修飾と被修飾の関係が分かるように矢印で示します。そして自然な日本語になるように注意しながら日本語を書きます。
1年生の時の教科書は2冊、同時並行でした。主に文章読解のような教科書と文法の教科書でした。
それ以外にも文法の参考書(シグマという名前の参考書で、今でも販売されています。)を渡され、時々テストがありました(通称シグマテストと言いました。)。
その参考書の内容は授業ではやりません。つまり完全に一人でやらなければなりませんでした。私はとてもそこまではこなしきれませんでした。
定期テストの前には教科書を復習し、単語を確認するなどして備えました。
時々、模擬試験がありました。本当はその復習もすべきでしょうがやることが多すぎて、やはりこなしきれませんでした。