自分の部屋にテレビがある生徒
私にとって、自分の部屋にテレビがある生徒は要注意でした。
「でした」と過去形なのは、現在ではテレビよりもスマホのほうが要注意ではないかと思うからです。
かつては自分の部屋にテレビが置いてある生徒というのは少数派でした。
男子生徒の部屋にテレビがあるということは、たいていはセットでテレビゲームがあります。
親の目の届かない自分の部屋、そしてテレビゲーム、
これじゃあ、勉強なんてやらんでしょう、
というのが私の正直な感想です。
ある生徒は、私が生徒の部屋に入ってもテレビがつけっぱなし、
なんてこともありました。
試しに何も言わずに授業を始めても、テレビはそのまんま・・・。
さすがに我慢できなくなって「テレビ消して」と言いましたが、
家庭教師が来て授業を始めているのに、テレビをつけたままって・・・。
ある生徒の場合はテレビではなく、パソコンでした。
ネットでゲームをやっていたらしく、ゲームのBGMが流れっぱなし。
これも気になったんで消すように言いましたが。
今では、テレビはなくともスマホを持っている生徒は多いと思います。
言うまでもないですが、電話、メール、ネット、ゲーム、スマホが1台あれば、
いろんな楽しいことができます。
学校や塾の授業中はもちろんですが、自分の家で学習している時も、
誘惑に負けない為に、電源は切ったほうがいいでしょう。
友達にも周知しておくように生徒に話したこともあります。
「○時から○時までは勉強するから電源切っておくから。」と
あらかじめ友達どうしでお互いに話しておきなさい、と。