計算の工夫その1

私が子供の頃、親に×4の暗算方法を教わりました。


それはまず2倍して、さらに2倍すれば4倍になるという方法です。


例えば15×4の場合、まず15を2倍して30、さらに30を2倍して60となります。これなら筆算せずに済みます。

(15×2を暗算でできない人は筆算してください。)


逆に÷4も同様にできます。


1000÷4の場合、まず1000を2で割って500,さらに500を2で割って250となります。

次に中学校で習う累乗の計算についてです。

 

3の4乗は3×3×3×3のことですが、前から順番にやっていくと3×3=9、9×3=27,27×3=81となります。

 

私の生徒たちを見ても、このように前からやっていく生徒は何度も見てきました。


工夫してやると、(3×3)×(3×3)=9×9=81となります。これなら、かけ算九九だけでできますね。これを教えると大抵の生徒は「おぉ!」となります(笑)。


さらに、かけ算の工夫です。


例えば、2×3×4×5は(2×3)×(4×5)=6×20=120とやるか、(2×5)×(3×4)=10×12=120とやれば早くできるでしょう。

2024年04月22日