成績を上げるために3

学生の皆さん、テストで自信をもって解いたはずの問題が間違っていた、という事はありませんか?

 

数学の場合、符号を間違えていた、引き算を間違えていた、などということはありませんか?

 

こういう単純な間違いをしていると、なかなか点数に結びつかないものです。

 

テストでは必ず見直しの時間を残しておきましょう。

 

難しい問題に時間をかけ過ぎて見直す時間がなかった、と言わないようにしましょう。

 

これまでに受けたテストの結果を見て、自分がどこでケアレスミスをしやすいか把握しておきましょう。

 

私が担当している生徒の中にもよくケアレスミスをする生徒は少なからずいました。

 

テスト前の指導では「難しい問題は後回しにして、ケアレスミスしていないか、解いた問題を必ず見直しするんだよ。」と言っても、見直ししない生徒が時々います。

 

それで比較的簡単な問題でケアレスミスをし、失点していました。

 

その生徒を答案を見ると、最後の方の応用問題が中途半端に解いてあったりします。残念ながら部分点すら入っていません。

 

「途中で時間切れになった」、「途中で分からなくなった」と言うんですが、難しい問題を中途半端に解くくらいなら、その時間を見直しに充てた方がずっといいと思います。

 

そういう話を生徒にしても、試験本番になると、「最後まで全部解けるんじゃないか」と思ってしまうようです。

 

自分が絶対に解ける問題、なんとなく解けそうな問題、を把握しておきましょう。そして、どのくらいの時間なら解けるか、普段から意識しましょう。

 

なんとなく解けそうな問題の場合が要注意です。見直しをしたうえで、それでも時間が余っていたらとりかかるのが賢明ではないでしょうか。


 

まず、テストでは問題全体を見て、自信をもって解ける問題から解いていきましょう。

 

数学の場合、一般的には、最初の方に簡単な問題が、最後の方に難しい問題があります。そのため、ほとんどの人が最初の方から順番に解いていくと思います。

 

気を付けるべき事は、最初の方に難しい問題、苦手な問題、解き方を忘れてしまっていた問題があった時に、そこに多くの時間をかけてしまわないことです。

 

こういう時は焦らずにいったん後回しにして、別な問題を解きましょう。後の方に簡単な問題があるかもしれません。

 

そして、上でも述べたように必ず時間を残して見直しに充てましょう。

2016年08月27日