七夕の歌と昔習った歌
毎年七夕が来ると思い出すこの歌
笹の葉ーさーらさら~~♪
・・・・・
・・・・・
(あれ?なんだっけ?)
んーんーんーにー揺れーる~~♪
(おちば?まきば?確かそんな感じ)
特に気にもならないので今まではこれで終わっていました。
が、今年はちょっとスマホで調べました。
(ああ、のきば、か・・・
で・・・のきば(軒端)ってなんだ??)
そして、軒端の意味ももちろん調べました。
子供の頃聞いた歌、習った歌の歌詞って意外とあやふやだったりしますね。
意味もわからず歌っていたというのは皆さん経験があるのではないでしょうか。
母校の校歌を思い出しました。
安積第一小学校校歌
1番 山の姿や水の色
花にもみじに春秋の
尽きぬ眺めを集めたる
学ぶ我がやの美しさ
「花」は桜を指すのでしょう。(高校の古典の授業で花は桜を指すと習いました。)
春の桜と秋の紅葉を対比させているんですね。
「我がや」は「我が家」ではなく、きっと「我が学び舎(や)」ですね。子供にはちょっと難しいですね。
おそらく「尽きぬ」も分かっていなかったと思います。
2番 かたきみさおは成山の
松のほこりのふかみどり
清き心は音無しの
水の流れと影は澄む
「かたきみさお」は当時、人の名前(男の子の名前、みさお君)だと思い込んでいました。
(実際には「固き操」ですね。子供に「操」の意味なんてわかるはずもなし・・)
「成山」というのは「なりやま」と読みますが、安積第一小学校のすぐ近くにある山、というより、丘と言った感じでしょうか。
「ほこり」は「誇り」ではなく、「埃」だと思っていました。
「清き心は」以下、このブログを書くまで全く思い出せませんでした。(学校のホームページで調べました。)
ちなみに「音無し」は「音無し川」、現在の笹原川(学校のすぐそばを流れています)だと学校の先生に聞きました。安積中学校の校歌にもあります。
昔は音もしないくらい穏やかな川だったのでしょうか?
3番 この山川を友として
心を磨き身を鍛え
人とし生きんその日まで
あした夕べに勤(いそ)しまん
「生きる」「生きよう」と言えば分かるのですが、「生きん」では意味がよく分かりませんでした。
「その日」は、いつを指しているのか今も分かりません。
「あした」はずっと「明日」だと思っていましたが、「朝(あした)」だと思いました。
つまり、朝も夜も勤しもうという意味ではないかと。
今思えばとても美しい歌詞ですね。
子供の頃に意味が分かっていればもっと心を込めて歌っていたかもしれません。
歌詞がいまいちよく分からないと言えば、当時の卒業式の定番「仰げば尊し」「蛍の光」
も分からない部分がありました。
その話は次回に。
(歌詞は安積第一小学校のホームページより引用。歌詞の一部は漢字に直しました。)