個別塾講師選び、家庭教師選び
今回は個別指導の塾講師や家庭教師をどのようにして選んだら良いか、についてお話しします。
まず最初に知っていただきたいのは、私の実感として個別指導の塾講師も家庭教師も、アルバイトが多いです。
社会人の場合、昼間に他の仕事をして、夜に副業として個別指導塾講師や家庭教師をやっている人もいました。
以前勤めていた個別指導塾ではほとんどがアルバイトの大学生でした。
さて、本題に入ります。
結論を言うと、相性が合って経験が豊富でこの仕事で生計を立てている人を選ぶのがいいと思います。
この仕事で何年も生計を立てている人なら、それなりの腕と責任感があると思います。
そういう人が見つからない場合は以下を参考にしてください。
1.経験で選ぶ
指導経験を言えば、大学生の経験は多くても数年ですが、社会人なら経験豊富とは限りません。
授業を受けるだけでなく、最近の受験生としての経験を聞きたい、実際の大学生活を聞きたいと言うなら大学生を選びましょう。
特に、目指す大学に通っている学生に教えてもらえれば、やる気も湧くかもしれません。
例えば、医学部を目指す生徒さんが、現役の医大生に教えてもらう、というのは大いに意義があると思います。
社会人としての経験、人生経験は社会人の方が多いでしょうから、そういった面での助言を得たいなら社会人を選びましょう。
例えば、教師を目指す生徒さんが、学校で教師として働いた経験のある講師を選ぶ、などです。
2.定期的に指導してくれそうな人を選ぶ
大学生の場合、自分の大学の試験があるから試験勉強のために休ませてほしい、レポートを急いで書かなければならないので休ませほしい、夏休み、冬休みなどの長期休暇に実家に帰省するのでしばらく休ませてほしい、という講師が私の周りにいました。
社会人ならこういう理由で休むことはありませんが、本業が忙しいので休ませてほしい、という講師はいました。
3.受験が終わるまで指導してくれそうな人を選ぶ
大学生が指導する場合は、その大学生が今何年生か確かめておくといいでしょう。
四年制大学の4年生なら、就職のため、ほぼ確実に今年度いっぱいで退職します。
1~3年生の場合でも、学年、学期が変わり、大学の勉強が忙しくなった、就職活動で忙しくなる、と言う理由で退職する可能性があります。
社会人のアルバイトの場合、新しい就職先が決まった、妊娠出産を機に、という理由で年度の途中で退職する講師が私の周りにいました。
他には、配偶者の転勤で退職する、という人もいるかもしれません。私の周りには、配偶者ではなく、交際している人が転勤するので、という理由で辞めていった講師もいますが・・・。
4.最後に
初対面で相手が責任感の強い人かどうかを見極めるのは難しいと思います。
大学生でもしっかりした人はいます。社会人なら責任感が強いとは限りませんので注意が必要です。